亡くなった人の部屋の片付けや遺品整理の方法を解説
亡くなった人の部屋の片付けや遺品整理のやり方を解説
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親族が亡くなった場合、亡くなった人が、生前に持っていた持ち物は遺品になります。遺品の整理や、部屋の片付けはどうしたらいいのかと悩んでしまいますよね。今回は、遺品整理のやり方や、部屋の片付け方について解説します。
亡くなった人の部屋の片付けは誰がやるの?
亡くなった人の部屋片付けは、基本的に家族や親族で行う場合が多いです。しかし、人ひとり分の持ち物を片付けるのは意外に大変な作業です。同居人がいる場合か一人暮らしの場合かでは遺品の量が違ってきます。亡くなった人が賃貸で1人暮らしの場合は、退去までに片付けやクリーニングを行う必要があるのです。そのような場合は、遺品整理業者に依頼することもあります。
家族で行う場合
家族で行う場合は、基本的に相続人が行います。遺品を相続する権利があるからです。もしも、相続放棄を考えている人は、遺品の片付けをやってはいけません。遺品の片づけをすると、相続放棄が認められない場合があるのです。後にトラブルが起きないように家族や親族と相談しながら片付けを進めて、形見分けも行いましょう。
遺品整理業者に依頼する場合
片付けをする時間や、人手が足りなくて片付けが進まない場合、亡くなった人が賃貸物件に住んでおり、退去の期限が迫っている場合は遺品整理業者に依頼すると良いでしょう。遺族の意向に寄り添いながら遺品の仕分けや不要な物の引き取りも行ってくれます。遺品整理のほとんどを任せることができ、特殊清掃や遺品の供養を行ってくれる業者もあります。
遺品整理を行う手順
一緒に行う家族や親族と話し合い、手順を決めて片付けを行いましょう。やみくもに始めてしまうとなかなか作業が進まなかったり、後にトラブルに発展したりする場合があります。
貴重品や重要な書類を探す
遺品整理は、まず始めに貴重品や相続に関わる重要な書類を探すことから始めましょう。タンスの奥など思いもよらない場所に隠されていることもあります。本人しか知らない借用書などの負の遺産が見つかることもあります。
片付ける範囲を決めて順番に片付けを開始する
貴重品を探し出したら、片付けに進みましょう。片付けを行う際は、範囲を決めて1か所ずつ行うことをおすすめします。持ち家や部屋がたくさんある場合は、1部屋ずつ片付けを開始します。そうすることで、スペースができて、要るものと要らないものを分けて置けるスペースを確保することが出来るのです。
処分するものと残す物などを分別する
処分する物と残しておく物を分別しましょう。処分を決める際は、トラブルを避けるため、他の親族とも話し合ってから決めます。残すと決まった物は親族で話し合いながら形見分けを行います。また。処分を決めた物でも、家電製品など、状態が良くまだ使える物はリサイクルショップで売ったり、買い取り業者に依頼したりすると処分費用を抑えることが出来ます。その場合も親族と相談してから決めましょう。
遺品整理や亡くなった人の部屋の片付けをする際の注意点
遺品整理は意外に労力と手間、時間が掛かります。次のような点に気を付けながら進めましょう。
計画的に片付けを進める
どこの場所からやるのか、何から手を付けるのかなどを話し合い、計画的に進めましょう。やみくもに手をつけると、要るものと処分する物の区別が付かなかったり、分別するためのスペースがなくなったりして余計に時間が掛かってしまいます。
トラブルにならないように親族間で相談し分別する
相続などはトラブルになりやすいので、必ず親族間で相談しながら分別しましょう。また形見分けをする場合も、要らないと思って処分したものが実は他の親族の思い出の品だったなんてこともあるのです。
亡くなった人の部屋の片付けや遺品整理は業者に依頼するのがおすすめ
時間がない、亡くなった方の家が遠方、量が多い、心の整理が付かずに整理を行うのが心情的に辛いなどの場合は遺品整理の専門業者に依頼することをおすすめします。業者によって取り扱っているサービスは異なりますが、不用品の回収、買い取り、特殊清掃も同時に行ってる業者もあり、手間や時間が掛かりません。業者に依頼する場合は、悪徳な業者も増えているので注意が必要です。事前に信頼できる業者か調べてから依頼しましょう。
亡くなった人の部屋の片付けは親族で協力して行おう
親族間で話し合い協力しながら遺品整理を行いましょう。遺品整理は思っている以上に大変な作業です。また、遺品整理に慣れているという人も少ないでしょう。当店では、お客様の気持ちに寄り添いながら、確かな実績で遺品整理、不用品の処分、買い取りを行っております。事前に見積もりを行い、お客様の意向に添って作業を進めます。遺品整理や亡くなった人の片付けでお困りの際は、ぜひフルサポート関東にご相談ください。
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